形式は、カウンターパーチェス(輸出先国の産品の見返り輸入)など

カウンター・トレード(見返り貿易=CT)は、具体的には以下の形式があった。

  1. (1)バーター(物々交換)
  2. (2)カウンターパーチェス(輸出先国の産品の見返り輸入)
  3. (3)ダイレクト・コンペンセイション(プラント輸出の見返りとしての当該プラントからの製品引き取り)

政治の介在余地を広げる

カウンター・トレードは一般的には、世界貿易と決済の秩序を流動化させ、政治的要素を強めるものといえる。

管理された貿易、さらにはカウンター・トレードなどは、多国間の一定のルールに基づくものとして展開されるよりも、現状では2国間の個別取り決めにより展開される例が多い。

政治の介在余地を広げ、国際的には自由で効率的な物の流れを阻害し、国内的には産業の停滞と民生レベルでの不利益を招く懸念がある。